ソフィーの精神世界
「とある夢から・・・」
(2014/9/26のブログより)
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古き装束をまとう、ある時代の日本
そこは 帝の宮廷
どうみても町娘らしい幼女の私が
母からもらったであろう
桜色の着物を手に大喜びで
くるくる舞い踊りながら走り出す。
新しい着物に見とれていた私は
周りが目に入らずに知らぬ間に
宮中の敷地内に迷い込み
そして 何らかの儀式の準備中であった
結界のラインをうっかり踏んでしまう。
それを見ていた怠惰な宮中警備の若者は
黙っていたら分からないような些細な幼児の失態を機に
長く続く退屈な行事から逃れようと画策する。
「上の者に伝えよ!!なんと町娘が神聖なる行事を汚した。」
と仰々しくまくし立てると
「これは大変なことだ!一からやり直しだ。
これまでの儀式は全て取りやめてしまわねばならぬ」
と家臣達が騒ぎ出した。
そんな騒動をよそに、どこからともなく、
きらめくような声が頭の中に響いた。
「リセットって言うことね。。。」
そのとたん、夢の場面は一転した。
・・・全てなくなって月と地球だけになった・・・
そして、小さいままの私と、坊主頭の幼い男の子
二人だけが残り
「あ~あ 面白い物語だったのにね」と
顔を見合わせて笑った。
二人は手で触れそうなほど近い月を眺めながら
まだ生まれたてのような
自然溢れる美しい地球の大地から
ふわりと宙に浮いた。
ずいぶん長い間 物語の世界にいたから
飛び方を忘れちゃったかもね・・・と
おどけながら
自由自在に宇宙へ向かって飛び去っていった・・・・
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目が覚めた、たぶん現実であろう大人のソフィー。
どっちが夢なのだろうと一瞬迷った。(^_^;)
「人の夢の話ほどつまらないものはない」を重々承知の上で
昨日見た夢を紹介したくなった。というのも、
近頃、非日常リアリティ(シャーマニズムの概念)
について シンクロが続いているのなぁと
思ったとたんに見た夢・・・だからである。
なにかちょっとした繋がりが見え出すと
結構な確立で夢でメッセージをもらうことが増えた。
この夢をみて すぐに思ったことは
「こんな簡単にリセットできてしまうことを
深刻に悩んだりする必要なし!!
だって私たちは、どこにでも飛んでいけるほど
めっちゃ自由な存在だもんね」だった。
シャーマニズムの概念では「非日常リアリティ」
という豊かなイメージの世界こそが真実である
と捉える世界観がある。そして私たち現代人は、
その世界を知らないために大きな苦悩を抱え
人生の半分以上を損していることに気づいていない。
というものである。
逆に考えれば 私たちの現実世界は ただ単に
社会を生きるだけではない、もっと素晴らしい
何かがある。という嬉しい発見にも繋がる。
ここに来て、自分の意識に様々な変容が
現れてきている。
今まで読んできたシャーマニズムの本を
今一度、再読したい気持ちでいっぱいである。
こんな夢を見た後だから なおさらである。
シャーマニズムは概念を捉えるのがとても難しい。
例えば カルロス・カスタネダに関しては
普通に不思議な魔物語としても読めてしまうので
そうではない非日常的リアリティの意識での
読書にぜひとも挑戦したいと思っている。
私の最近の読書は、知識のためではなく
また 確認のためでもなく
思い出すための読書になってきていると思う。
本の中の共鳴する言葉が 私の内にある
なんらかの衝動スイッチを押すことがよくある
のも、そのためだろうと思われる。
また 新たな発見や、感覚を呼び起こすような
インスピレーションがやってくる本に出会えたら、
ブログなどで追々紹介していきたいと思う。
Mama Sophie