ピンクカルセドニー
PINK CHALCEDONY
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(甘えることの大切さ)
ブルー・カルセドニーは澄み切った空のように自信に溢れ
どこまでも広がっていき全体をつかさどるイメージがします。
そしてこのピンクカルセドニーは 大きく広がっていきながらも
途中 途中で やさしい綿菓子のような甘い雲につつまれる感じがします。
カルセドニー族は どの石も感覚に訴えかけてきます。
それは 「育む」という言葉がぴったりくるでしょうか?
ジオードが中で美しい結晶を育むように まるで目に見えない
何者かがいつも守ってくれているようにさえ感じられます。
ブルーカルセドニーが自信いっぱいに広がっていけるのも
絶対なる信頼感という安心できる環境に守られているから
そして このピンク・カルセドニーはその上にまだもっと
わかりやすいように 柔らかい毛布でそのつど包んでくれるかのような
エネルギーを秘めているのです。
私たちが子供を授かったとき それはそれは幸せで
その子を自分の命を懸けてでも ぜったいに守ろうとします。
愛に溢れて 安心できる環境をつくり、冬ならば暖かい毛布を用意し
夏ならば さわやかな風がとおる居心地のよい空間を確保します。
愛そのものの美しい天使は 両親にとってかけがえのない存在なのです。
愛をいっぱい受けた子は 少しずつ外の世界に 興味を持ち始めます。
でも 時々 怖くなって巣の中に帰ってきます。
そして再び暖かい愛に包まれてまた 外に出て行く勇気が育まれます。
理想の育児はこの繰り返しなのではないかと私は思います。
ピンクカルセドニーは 暖かい親鳥の巣のようです。
大きな世界に飛び立って行っても 所々に このように休める場所がある
落ち着いて甘えられる居心地のよさは想像するだけで至福感に包まれます。
私たちは 人生において 何度となく 新しい挑戦に挑むことがあります。
それは 年齢には関係なく 誰にだって不安で 未知なる恐れを感じて
しまうのは当然なことなのです。しかし もしこのように 大きな宇宙に
見知らぬはずの大地に 誰ともいえないけど、何らかの守ってくれる存在を
感じて 安心感に包まれたなら・・・もう一度勇気を出して旅立てるのでは
ないでしょうか? ピンク・カルセドニーは 立ち直れるためならば、
何度でも惜しみない愛をそして、
未知なる世界に挑む人に勇気を与えてくれることでしょう。